おチビさん連れてオチビサンを見に
2014年 08月 18日
丸の内へ。新丸ビルのスティッチでまた今年も安野モヨコさんの原画が見られるということで、しかも今年は「オチビサン」! NHKのてれび絵本でも見ていて大好きなのでぜひとも見たく、いそいそと。
まず有楽町へ行ってビックカメラでウォークマンのイヤーピースを買って(あれほんとに、外れないというか緩まない構造にはできないもんですかね!カバンの中がごちゃごちゃだとすぐに中で外れて迷子になって困ります。←カバン整理しましょう)
歩き始めたら、ビックカメラの賑やかさにびゃーびゃー泣いてた人がころっと寝たので、ほんとは新丸ビルの上の方のこじゃれたカフェでランチするつもりだったが、ちょうど通りかかったマドモアゼルノンノンのパパスカフェにささっと入る。
いやー、ちょうどいい時に入りました。ちょうど食べ終わるまで寝ててくれた。パパスカフェは新宿のタカシマヤに入ってる店舗に入ったことあるけど、ここは丸の内のブティック周りにひと休みする大人のための空間という感じで、最近ブームの「いきなり発声練習」にはそぐわない場所だった。(短く叫んだり伸ばしたり、若手舞台俳優の訓練みたいなやつ)
オリジナルらしい食器が可愛い。洋食器でこういうラインが入ってるのって厚みがあって重たいタイプのイメージだけど、これは繊細な質感。
サラダの、生姜が入っている感じのドレッシングが美味しかった。アイスコーヒーも美味しくて、こういうカフェはきっと味は美味しくないと思ってましたごめんなさい。でもやっぱり量は少ない。
おしゃれなメニューもある中で、私はカレー、夫は冷たいトマトソースのカッペリーニ。
量が少なくて幸いです。カレーを注文した罪悪感は薄れた。
いずれも美味しく、満足して、いやしかしケーキのストッカーがバッチリ見えていた席から断腸の思いで立ち、歩き出す。
ブリックスクエアの中庭を通って
建物の間を抜ける風が割合に涼しく、ひと休みにはちょうどよい空間。
いい雰囲気
いつも行列のエシレバターの店はすでにクロワッサンやバターケーキが売り切れで静かになっていた。
そして原画展!
去年も来て知っていたので驚かないけど、広くないお店の一部の壁と外側のウィンドーに原画が数枚貼ってあるだけ&グッズ販売のコーナーがあるだけの展示会なんですけど、それでも、その世界に浸れて楽しい。知らなかったんですけどオチビサンは昔の印刷の雰囲気を出すために紙版画の手法で色を付けてるんだそうで、その工程も展示されてたんですけどすごい手間が掛かってる。それだけに、原画はものすごくきれいだし、印刷された時もレトロなよさが出ていて雰囲気があった。オチビサンの世界観のテーマの一つである、小さい身近な季節感は、春夏秋冬の4枚のそれぞれの色合いからも感じられた。
いやー、良かったです。
で、隣の、大好きなインテリアショップUNICOを見てまた欲しいものリストを更新して帰ってきました。
うちのオチビサンとオトウサン、お付き合いサンキューです。